暑い時期はHDDの健康状態に留意
本日、普段使いのHP製のZ240ワークステーションを立ち上げ、作業をしていると突然再起動。
おや?電源、それともHDDの故障?
まずは、CristalDiskInfoを立ち上げ確認。
確認すると「HDDに黄色注意」が出ています、おっと。
稼働時間も約15,000時間、そろそろ寿命が近いようです。
やはり、暑い夏にはHDDの健康状態に留意する必要があります。
この黄色注意状態で、皆様どのような対応をとりますか?
もう少し使っても大丈夫だろう、、、と思いますか?
頭に置くのは「転ばぬ先の杖」
経験上、ここで新しいHDD導入を面倒くさがると、データ消滅というしっぺ返しが来ます。
CristalDiskInfoで確認できる温度を見ると、やはり夏は熱をもってアツアツになります。
PCのケースが小さめの方は、ことさら熱廃棄が苦しくなる時期です。
私は常にHDDと電源を複数台、交換用に保持しています。
特に、突然再起動をし始めたら、どちらかの不具合を疑うべきです。
いきなりHDDが飛んでしまうと、リカバリーが効かなくなりますし、慌てて複数のことに対応する事態になります。
何事も、ことが起きてから慌てる前に、準備をしておきましょう。
私の構成はメインドライブは高速なSSD、ファイル保存用にHDDをサブで利用しています。
仮にメインのSSDが壊れても、ファイル保存先のHDDが無事であれば問題はありません。
HDDをもう一台SATA接続して、ファイル保存用のサブHDDのデータを全て新しいHDDに移動します。
移動が終わったら、ピクチャ、ドキュメント、ビデオ等の保存先場所を新しいHDDのフォルダに変更して完了となります。
壊れかけのHDDは少し保管をしておいて、普段使いのPCの運用でしっかりコピーができているかを精査します。
最後は完全に壊れる前であれば、フリーソフトの「DESTROY」で、すべての領域に3回上書きでランダムデータを書き込んでおけば安全に廃棄ができます。
それでも心配な方は、秋葉原の最終処分場さんで「100円物理破壊」を行って頂くと良いでしょう。
私の家には、HDD消去Destroy専用のDell製Vostroがありますので、そちらに繋いでじっくり数時間かけて消去しています。
**第4世代ペンティアム搭載の使い道のない端末を流用しているだけですが、、、
終わりに:
何事もフェイルセーフとバックアップ。
大事なファイルが消えてから後悔しても何も始まりません。
夏場は電源も含めて熱を持つ機器が壊れやすくなる時期です。
HDDは使用時間が多くなると不具合が出やすい機器。
前もってバックアップ用に予備を買っておきましょう。
データがなくなると困りますよね。
事前に準備をしておくと安心ですよ。