期待、与那国島と台湾の就航
昨日リポストしましたが、
今年7月に台湾の国会議長にあたる方が、宜蘭県の蘇澳港から台湾の高速船で与那国島を訪問しました。
コロナ流行前から、両地区を航路で結ぶ計画は進んでいました。
しかしながら、諸所の事情で計画が延期されていましたが、ようやく航路開設のめどが立ったようです。
与那国島は台湾花蓮市と友好姉妹都市であり、昨年の10月には40周年記念行事を行いました。
(*詳しくは「広報よなぐに」をご覧ください)
確実に両都市を結ぶ航路の開設が進んでいます。
現在の状況を私なりに分析すると
「台湾側の2つの港がお互いに航路開設を相当に希望している」と思います。
宜蘭県の蘇澳港
と
花蓮市の花蓮港
です。
直線距離は宜蘭県の蘇澳港が近く、花蓮市は長年の与那国島の姉妹都市です。
台湾は西側の開発がかなり進んでいますが、東側の開発は進んでいません。
東側の新幹線開通計画がやっと進み、それでも宜蘭駅の位置がまだ決まっていません。
土地の値段の上昇と今後の開発も絡む内容ですので、なかなか難しい問題のようです。
そして、宜蘭駅からの南下計画にこの与那国島への航路は大きな影響を持ちそうです。
台湾の皆さんが大好きな日本観光が「日帰り」でできるようになるのです。
人の往来が増えるのは当然です。
当サイトの一番上のバナーにも記載の通り、私は「台湾移住」を計画しています。
査証更新の問題が最重要な点は過去の投稿でも記載していますが、
与那国島と台湾の就航は日本人の台湾移住者たちが期待する福音です
台湾移住を考える日本人にとっても、与那国島への日帰りはとても大きなメリットです。
与那国島のメリットも大きい
私が考える与那国島側のメリットを列挙します。
1,台湾からの訪問者が増えるので、商業施設も増える。
2,商業施設で働く人材が移住してくるので、人口が増える。
3,台湾側から定期航路で生活物資が輸入できるので、島の物価が下がる。
4,病院受診が必要な際も、台湾側の病院施設が利用できる。
5,子息の教育も近い台湾側の高校・大学が利用できる。
6,施設の建築資材も近い台湾側から輸送すればコストが下がる。
さらっと記載するだけでも、相当なメリットがあります。
さらに言えば、台湾で建設の進む洋上風力発電の施設を引用できれば「島の発電」問題もクリアできますね。
台湾独自での洋上発電施設生産にも挑戦しているようです。
2024年度の航路開設を期待しています
どちらの港に就航するとしても、台湾側・日本側双方にメリットがある計画です。
与那国島には、日本の通関施設開設・人員配置の問題もあると思います。
過去には「基隆港と石垣島」に航路がありましたが、与那国島と台湾がつながればその施設と人員は不要でしょう。
施設と人員の移動がスムーズに行われることを期待しています。