ヤフオクビッドは奥が深い
昨晩、XEON E3-1271 v3を搭載したDELL Precision T1700が4台ヤフオクに出品されていました。
オークションですので、一台一台コンディションが違うのはもちろんですが、加えてストレージの構成が違っていました。
すべてに共通しているのがBIOS起動確認と、8GBメモリが2枚、計16GBメモリ、Quadro K600搭載となかなかお得な構成でした。
その中に、一台だけBIOS起動確認は出来ているが、電源の挙動がおかしいジャンク品が入っていました。
しかしながら、このジャンク品だけにはSSD 256GBが搭載されており、どういった落札価格になるのか興味を持って見ていました。
私は、電源の調子が悪くなるほどに稼働時間が長い端末であり、その搭載SSDはほぼ寿命を迎えているであろう、したがってこのジャンクが一番落札価格が低いと思う、という想定をしていました。
何より、この端末はSFFで電源はもちろんカスタム電源、別途調達するにもそれなりの費用が掛かります。
結果ですが、このジャンク品が一番高い落札品でした。21,100円(税込22,788円)が落札価格です。
一番落札価格の安いものが、18,010円(税込19,450円)HDDなしでした。こちらについては、外観コンディションも良く、お得な落札と思います。
ジャンクと記載があるノンクレーム・ノンリターン商品の落札価格が一番高いのには正直腰が抜けました。
もちろん皆様ご存知とは思いますが、SSDには寿命があります。HDDと比較すると結構短いです。
私の大好きなSASディスクはその耐久性と高信頼性で長い時間の稼働に耐えますが、SSDはそうはいきません。
私の想像ですが、この落札者とビッドを競った方々は、おそらく商品の説明をしっかり読んでいないのではと感じました。
ジャンク商品は返品できませんし、これはリスクしかない、おまけに落札価格が何とも言えません。
オークションでのせりは、熱くなりやすいです。
加えて、日曜日にはヤフオクが割引クーポンを出しますので、落札モチベーションが上がります。
皆様、ビッドを行う前には商品内容確認、加えて「冷静な」ビッドをお願いいたします。