中国の最新アプリを分析すると答えが見える、かも?
本日ご紹介の書籍はこちら:
「なぜ女はメルカリに、男はヤフオクに惹かれるのか?
アマゾンに勝つ! 日本企業のすごいマーケティング」です。
タイトルが結構長いですね。
書籍感想:
内容はタイトルだけでなく、包括的なスマホアプリビジネス、マーケティングが網羅されています。
一冊読むと、包括的に今の日本の市場の構成している、人気アプリが理解できると思います。
タイトル内容の「メルカリ・ヤフオク」は導入部に紹介されていますが、私が考える基本は「一度不良品対応に当たると、全てのイメージが変わる」です。
安いから惹かれる、しかしながら良い取引相手ばかりではない。
性善説で始めると、厳しい現実を味わうこととなる。
そして、離れていく人たちも多い。
私はこの厳しい局面の記事を多数上げていますが、検索数は常に一定して高いです
だからこそ、私はヤフオク「ストア」で”のみ”購入することをお勧めしています。
不良品や送付時の破損にもしっかり安全対応、多少高くても”安全”を付帯できること、これが「法人・ストア」です。
個人間の取引ですと、相手の善意に依存することとなります。
そして、実際にそのサービスを利用して、厳しい局面を切り抜けると本質が見えてきます。
すべてのアプリビジネスもこれにあたるのではないでしょうか?
情報を販売するのが今後のビジネス、至極当然です。
しかしながら、情報漏洩やデータ消失、もしもの場合にしっかり対応できているかを確認するのが大切です。
周りに知られたくない会話が漏洩するようなアプリを利用したいとは誰も思いません。
私がお金・情報を扱うアプリの安全性の基本と考えるラインは:
1、2段階認証
2、携帯電話回線のSMS認証でアカウントを開設する
3、更なる安全性付帯の為、アプリで一時利用の暗号生成、もしくは外部デバイスでの暗号生成
4、サービス利用時に一度限り利用のSMSを送付して、セキュリティーの向上
5、トラブル時にはSNSやメールで質問ができる
です。
特にスマホ・ガラケー端末2台持ちで、「4」があると相当に安全性が高いです。
以上を踏まえて、今後流行するスマホアプリですが、やはりSNSと決済系を統合したものと考えます。
毎日の生活に必須の各種決済。
これを簡単に、安全に正確に行えるアプリ、これが誰もが求めるところとなるでしょう。
SNSと統合して、割り勘や簡単なお金のやり取り・決済に利用されるものですね。
中国には「WeChat・微信」という、最強アプリがありますがこれを目指し、進化したものとなるでしょう。
そして、取り上げられている通販系のサービスとシームレスの決済。
ここはタオバオが俊逸です。
宅配業者と提携して、商品と配達員の名前や位置、連絡先が一目でわかります。
毎回使うたびに、その進化を感じます。
明らかに、アプリの進化具合は中国が進んでいます。
これを纏めて一冊の書籍にすると、なかなか良いものができるのではないでしょうか?
私が中国・香港に住んで、現地から毎日新鮮な「お得」情報を書いてみたいとも考えています。