男のお得!挑戦1万円の第2世代DualXeon・その1
お待たせしました、前回も好評でした男のお得DualXeonシリーズですが、今回はさらにお安く組める「ラックサーバー」を利用する方法のご紹介その1となります。
今回もなかなか癖のあるPCがお得に完成しました。
まず皆様のご興味を引きたいと思いますのでCinebenchR20スコアから申し上げます、ご覧ください。
スコアは2,470CBとなります。
冷却ファンのノイズを落とすためにCPUの設定を「Energy Efficient」していますので、パワー設定をすればもう1割程度高くなるかもしれません。
ちなみに、前回のLGA1356構成のDualXeonより1割程度早いです。
フルハイトのグラボが使えないので、残念ながらゲーミングPCではありません。
しかし、処理速度とその能力は伊達ではありません。(5年前のハイエンドサーバーです)
では話を戻して、まずはベースの端末のご紹介です。
富士通 PRIMERGY RX300 S7 Xeon E5-2609 2.4GHz 8GBモデルとなります。(SASディスク付属しませんが、2.5インチです)
もちろんいつもの通りヤフオクを利用しての獲得となります。
落札価格は2,900円(税込3,132円)+送料1,600円です。
実は、同日に富士通 PRIMERGY RX300 S8 Xeon E5-2620 2GHz 16GBも落札しています。(SASディスク付属しませんが、3.5インチです)
落札価格は4,634円(税込5,004円)+送料1,600円でした。
こちらには、第3世代IvyBridgeが搭載できますので、将来的に同ロットの第3世代CPUが2個落札できればこちらを利用します。
この送付箱の大きさ、2つ並ぶと壮観です。
この二つのラックサーバーに共通なのは、2ユニットタイプということです。
2ユニットタイプの方が冷却ファンの口径が大きいので、やや静かです。(何方にしても夏場使うにはうるさいです。Bios構成と外気温で音がだいぶ変化しますので後ほどご紹介します)
厚みがあるので、ロープロファイルのグラボが利用可能です。
今回は自宅にあったロープロのQuadro600を流用します。
ラックサーバーを自宅で利用するには、2ユニット高のロープロ構成の方がまだ使いやすいかと思います。
加えて、同一ロットのLGA2011ソケットCPUを2個
今回は第2世代のE5-2643を2つセットで落札いたしました。
落札価格は1,200円(税込1,296円)+送料800円です。
送料は少々高いですが、素晴らしい安全梱包でした。
こちらのCPUもなかなか癖のあるCPUで、CPUターボ周波数3.5GHz、4コア8スレッド、TDP130WのCPUとなります。
このCPUが2個で8コア16スレッドとなります。
第2世代SandyBridgeのLGA2011・CPUの中ではミドルのグレードです。
トップグレードE5-2680以上、加えて第3世代ですと、もう少し落札価格が上がります。
ちなみに、こちらのLGA2011ソケットCPUは汎用PC用ではないこと、不人気のラックサーバーを分解した後にオークション市場に時々放出されるので、比較的簡単に安価で入手可能です。
もちろん、ラックサーバー自体も冷却ファンがうるさいこと、奥行きが長いこと、そして重いことが理由で、自宅用PCとしては敬遠されます。
しかしながら、LGA2011/DualXeonの構成で「1万円」で組むためには、どうしても不人気のラックサーバーを使いたいところです。(お金に余裕のある方は、HPのZ620も候補に挙がりますね)
今回の費用ですが、第2世代PRIMERGY RX300 S7に4,732円とCPU2個に2,096円の総額6,828円になります。
RX300_S8のCPUクーラーを流用しましたが、これは第3世代CPUが2個手に入ったら移設いたします。
こちらのCPUクーラーですが、ヤフオクで2個1,500円程度ですので、充分1万円以内で収まります。
2.5インチのSASディスクは、過去落札品TX140_S1から流用しました。
450ワットのリダンダント電源についても、TX140_S2から一つ移設しています。
2つ電源ユニットを使って使用電力を分散することにより、電源冷却ファンの回転数が落ちます。
では、長くなりましたので、明日その2をお届けします。