労働者ではなく、移民
今回ご紹介の書籍はこちらです。
「データでよみとく外国人“依存”ニッポン」です。
読み終わっての感想:
外国人労働者ではなく、家族を伴った「移民」と感じます。
制度的にうまく機能するとは、正直考えにくいです。
外国人に依存しなければ運営できない社会であるならば、「英語」を第2共通語に設定すべきかと思います
この書籍の中でも、強烈な数字は家族と共に日本に来る外国人家族の子息が通う各地の学校の外国人児童・生徒数です。
2017年5月の時点で7万7千人。(今はもっと多いと思います)
特に多い愛知県では、1万1千人いて、そのうちの6割の7千人が全く日本語が話せないそうです。
この外国人児童生徒に対応する教員の確保が、費用的な面で負担になっているようです。
また、学校に通っていない「不就学」の子供たちも把握できていないだけで、かなりいるようです。
そもそも、こちらのサイトでも数回申し上げていますが、公立管理でインターナショナル校を準備しなければ、対応が出来なくなる問題と思います。
英語で勉強できる学校の設立を各地で行わなければ、この問題は大きくなるばかりです。
また、”日本人同士”のいじめの問題も、多様性のある国際学校であれば、自ずとなくなるはずです。(構成グループが変わります)
実情、外国人児童・生徒がいじめのターゲットになっているケースも多いようですし、日本人に多様性を求めるためにも英語で教育を行うインターナショナル校を準備して欲しいと思います。
外国人労働者の住みやすい環境を日本人たちが作っていかないと、外国人労働者は違う国・場所を目指します。
現状、こちらの書籍のデータ数を見ても、この国は外国人労働者無しでは社会活動が運営できません。
今の子供たちが大人になるころには、なおさらです。
であるならば、我々大人がすべきことは、子供たちが世界に羽ばたける翼「数か国語の言語」で勉強できる環境を用意することと考えます。