Fラン大学、行く意味あるの?
最近、Fランク大学に行く意味あるの?という内容の記事を読みました。
確かに返済の必要のある奨学金を受けてまで「授業料として掛けたお金が回収できるのか?」うなずける点もあります。
しかしながら、勉強する内容によっては「行く意味は絶対ある」と思いましたので、独断と偏見の意見を記載いたします。
「電気工学卒」であれば、ランクを問わずオトク
ポイント:Fランであろうが、電気工学科卒で電気の難関資格「電験三種」の筆記試験免除が手に入る。
リンクを付けておいたので、詳しい内容は各自でどうぞご確認ください。
この記事リストの中にも、Fランク大学とカテゴライズされる大学の名前確認できます。
(追記:最近、批判殺到で記事投稿自体が消されてしまったようです、「行く意味あるの?」というのは問題と思います)
電験三種を受けなくても第三種電気主任技術者の免状を取得できる認定校、そして「認定に必要な課目と単位」をしっかり事前に調べてくださいね。
正直この電験三種、普通に受験すると「めちゃくちゃ難しい」です。
信じられない方は「過去問」をググってください。
この資格を持っているだけで、納得のお給料の仕事が見つけられます。
それが、一年の実務経験で試験免除で「免許」として手に入ります。
スゴイ、圧倒的オトクです。
ちなみに、「第一種電気工事士免許」も一年の実務経験が必要ですので、大学在学中に電気工事士免許も取得しておけばよいでしょう。
「電験三種」と「第一種電気工事士」この二つの免許を保持していれば、どの大学を出ていようとも、貴方は「資格を持った日本の上級電気技師」です。
学歴は関係ありません、お持ちの免許が光り輝きます。
加えて、在学中に、学校にあるであろう電気系の設備を使い倒してみてくださいね。
場合によっては、ほぼ占有できるかもしれませんね。
電源装置、オシロスコープやテスターは一生のお友達になるでしょう。
更に英語の勉強を加えてください
在学中に、英語の勉強をして「IELTS」のポイントを稼いでください。
そして、オセアニア地区の大学に交換留学して、現地の電気施工系の資格を獲得してみては如何でしょう。
すでに、電気の基本、電工の能力と施工の方法を理解されていると思いますので、難しいことは無いと思います。
これで、世界に羽ばたく「Electrician・電気技師」になります。
「Electrician・電気技師」はどちらの国でも、移民に来て欲しい資格のトップランク。
貴方が住みたい場所に、腰ベルトに付けた電工セットと共に移動できます。
手先の器用さ、仕事の丁寧さ、日本人の美徳と技能を世界で有効活用してみては如何でしょう?
移民申請も事前に通しておけば、いつでも移動ができますね。
ここで、甘く見ないように、きついことを言います。
要注意**電気を勉強するには前提として、相応の数学と物理の知識を要求されます。
ググって電験三種の過去問と解説をしっかり見てください。
これが免除になるのです、卒業時にはこれくらいの知識量はあるということです。
何ランクの大学でも、電気は甘くありません。
微分積分程度が分からない方は、確実に途中で辞めることになります。
もう一度しっかり忠告します:電気は身近にありますが、学ぶのは本当に難しいですよ。
私は「電気系の博士号」を持つ方を心から尊敬しています。
何ランク大学でも教員の方は博士号持ちでしょう。
私の頭の中では、電気系の博士号を取れる方は、数学と物理でも博士号を取れるレベルの方と認識します。
だからこそ、「電気工学であれば」ランクで軽んじはしません。
自分が勉強したから分かります。
私の理解は:
電気>>他の理系学問>>>>>>>>>>>>>文系学問です。
終わりに:
これからの社会で利用される電気には、変革があると思います。
世界のどこでもEV車が普及して、一般家屋の「電気」も大きく変わると思います。
EV車の電池と太陽光発電からの電源供給・蓄電で屋内配線も直流になるでしょう。
そもそも、直流と交流を数回変換すれば、それこそロスだらけになりますので非効率です。
太陽光発電の場合、直流→交流→直流と変換しているケースもあります。
屋内に大容量・小型なリチウム空気電池が設置され、屋内に蓄電が基本になり、おそらく一般家屋への送電がなくなると思います。
電気技師に求められる知識と活躍の場も大きく変わるでしょう。
ドラスティックな変化を起こすためには、相応の知識を持った研究者が必要です。
電気と英語に興味を持って、海外でも活躍できる人材になって頂きたいと思います。