”プログラミング思考”の違い

本日朝のトレンドに「プログラミング的思考」という言葉がありました。

どうやら、朝のテレビ番組で紹介された模様ですね。

 

そこでのとらえ方を見ると、

段取り=プログラミング思考

という考え方のように思います。

「プログラミング的思考」人によって使い方が違いますね。

 

私は、

オブジェクト指向:オーバーライドがプログラミング思考

かなと思っています。

よって、徹底的な工数の削減、楽できるところは楽する、外部の既存の力を借りまくる、と思考いたします。

「どれだけ手間を省けるか」「既存の物を組み合わせ工数を減らす方法」と考えます。

 

まずは買い物と料理、生協やパルシステムで外出時間と下ごしらえ時間を節約。

日用品も西友ネットスーパーで購入、時間節約。

家事についても、食洗器・電子レンジ・圧力鍋クッカー等を活用、効率にこだわりたいですね。

 

”プログラミング思考=段取り”の落とし穴

この日本的な「段取り=プログラミング思考」の考え方ですが、おそらくこれから始まる「プログラミング教育」にも反映されていると思います。

段取りを考えて、効率をよくする。

日本の物作りもこの考えですね。

 

一方、中国の物作りはまさに、

オブジェクト指向:オーバーライドがプログラミング思考

を実践する21世紀の物作りをします。

 

簡単な例を挙げると、

日本の物作りは、一つ一つの部品を内部・関連下請で製作して、段取りを突き詰めて、質の良いものを作り出そうとします。

垂直型の思考ですね。

 

中国の物作りは、既存パーツ(ありもの)をいかに効率的に早く安く集めて組み立てる。

最近の中国スマホを見ると、この傾向が顕著ですね。

各モジュールを効率的に安く早く集めて、組み立てる。

水平型の思考と情報収集力で楽と効率を突き詰め、乗せて積み上げて完成させる、まさにオーバーライド。

 

まったく思考の方向性が違います。

 

結論:

何でも自分の独力で段取りを構成するより、既存の力をうまく活用して楽する方が更によい。

人や物には個性と特徴があって、その際立ちをさらに磨き、コラボする方が価値は高まる。

 

工場経営であれば、「人件費と段取り」に固執はダメです。

資材調達、工場運営に関連する薬品や消耗品の調達のしやすさ、水平性を重要視するべきです。

必要資材が見つからず、最終的になんでも遠くからの輸送では結局コスト高になります。

中国生産が絶対になくならない理由は「資材調達のしやすさ」なのです。

本当に、どのような資材でも近場で簡単に見つかりますし、直接取引です。(中抜き、孫請けはなし)

 

”会社?”経営もそうですが、一つのプロジェクトごとにそこに通ずる人材をその都度確保した方が効率が良いです。

プロジェクト単位で、プロフェッショナル達を好待遇でオーバーライド。

Javaはこの方、AIデザインはこの方、サーバー関連はこの方で、、、という感じで適材適所に集めます。

 

この思考ができる若手エリートに社会をリードして行ってもらいたいと願い、この投稿を記載いたします。

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