中国の信用スコア情報(芝麻信用)調べました
昨日の投稿にて、信用スコア情報にブロックチェーンを利用するのがいいのでは?という内容を記載しました。
と、言うことで信用スコアを”より”知りたくなります。
中国の信用スコア情報(芝麻信用)調べました
中国では複数の信用スコア情報があるそうです。
その中でも、一番の大手が「芝麻信用」ウィキペディアリンクご確認ください。
自分も中国の銀行口座とリンクさせて、Alipayを利用していますが、芝麻信用を利用したことがありませんでした。
そこで、Alipayアプリから利用開始してみるとスコアが590点台ということで、普通ランクの低いスコアからの開始となりました。
ネットでスコアの高い方の情報を見つけましたので、こちらをご覧ください。
このスコアですが、Alipayをどんどん利用することで上昇するそうです。
自分は中国に滞在している際のタオバオ購入ぐらいにしか利用しないので、なかなかスコアが上昇しないでしょう。
ビジネス等の決済に利用すると大きな金額の決済になりますね。
また、スコアが減る可能性があるので「支払いが滞る」「ホテルの備品を持って帰る」等の行為を思い留める効果があるようです。
つまり、日本でいう所の「クレジットカード情報」ですね。
クレジットカードを利用することで信用が増え、限度額も上がる。
そして、カード自体の色自体も変わっていく。
クレジットカードが普及していない中国の新たなクレジット(信用)情報管理ですね。
最近小耳にはさむ、LINE Score(ラインスコア)も同様の信用度をランキングするものになります。
この信用度情報がオープンになることで、様々な信用度が必要とされる場面で利用ができるようです。
観光ビザの取得にも使われる可能性があるようですね。
おそらく、この情報が日本でも使えるようになれば、観光客のホテル滞在のデポジット等にも有効活用できます。
分からない相手の信用度を調べるのにこれほど有用な情報はありません。
総論:
将来的には民間ではなく、政府がIDカード連携でオフィシャルにブロックチェーンを利用して信用度ランクシステムを開発するのが理想なのではないでしょうか?
まず、様々な生活に直結するサービスを利用するのに大事なスコアですので、「改ざん」ができない強固なシステムの構成が必要と考えます。
そうすれば、銀行口座開設や住宅ローン等の金融関連への情報共有も広がるのではないかと思います。
加えて、監視カメラ、顔認証、5G利用の行動パターン分析で総合的な個人の信用度ランク管理が出来るようになると思われます。
これを管理国家と恐れるのか、それとも利便性の高い社会と思うのかは個人それぞれと思います。
私はそういう利便性の高い社会に住みたいと思います。