日本のキャリアコンサルティングに思うこと
昨日リポストしましたが、放送大学第2学期のオンライン授業の最終レポート提出が完了しました。
受講した科目は「キャリアコンサルティング概説」です。
学んだ中で私が感じた内容をシェアしたいと考えます。
もしよかったら読んでいただけると幸いです。
日本のキャリアコンサルティングに足りないもの
そもそも、現在それを必要とする人は誰か?
私は今日本のキャリアコンサルティングを必要としている人は「日本で搾取される外国人労働者」と考えます。
よって、日本のキャリアコンサルタントが果たすべき役割は「外国人労働者に彼らの母国語でコンサルティングすること」で、
問題点は「その言語能力が必要」なことです。
日本の労働条件やキャリアの構築方法を全く知らずに日本に来たばかりに、そこからはみ出してしまった外国人労働者がどのような行動をとるか?
尋ねる場所も対象も知らない、セイフティーネットもない、言葉も通じない?
日本の治安の悪化が急速に進むことはほぼ明確です。
そう考える根拠を説明します:
まず、前提ですが、現在の日本人向けのキャリアコンサルティングに「若年婚の推奨とメリット」が抜けています。
20代の若者が共働きで仕事と婚姻を同時に維持できない社会、労働環境自体に問題があることは明確です。
女性のキャリア進捗と維持でどうしても婚期が遅れること。
私の考える家事負担解消方法は香港の様に、
東南アジア地区からの住み込み外国人お手伝いさん導入
ですが、全く考慮される気配はありません。
国家プロジェクトとして推進いただきたいものです。
今年の日本人婚姻数は過去一の激減率で:予測は約46万組、これは再婚も含む数値です。
そして、今年の日本人出生数予測は約70万人となっています。
出生数はこの婚姻数とリンクするので、来年の出生数も激減します。
年金や社会保障の破綻も日本の大甘な推計よりもさらに早いと考えられます。
外国人労働者と出生数は上昇:
一方、令和5年1月から10月の川口市の出生数をご紹介します。
日本人:2899人
外国人:378人
約12%の出生児が外国人となります。
日本人の出生数が減り、外国人の出生数が伸びますので将来的な逆転もあるでしょう。
上記の数値から私が考えること:
1,日本では若年男女の婚姻を生涯キャリアの中心に考慮していないので、日本人の婚姻数と出生数は激減し続けることが予測できます。
2,出生数増加の対策が尽き、日本人を増やすよりも若い外国人労働者の流入と彼らの出生を奨励していると考えられます。
人生で一番肝心なことは「最大イベント・婚姻」です。
これをするかしないかで、生涯に必要な金額が大きく変わります。
「婚姻を考慮しない」で家族を支える財務義務が無くなり、早めの退職とFIREライフが待っていますね。
両親の要介護度申請・特養入居等、扶養義務を貫徹すれば自分一人の生活ですので、
タイ等の生活費の安い海外への移住を考慮できれば、その費用は下がります。
結論:
現状も増え続ける外国人労働者への「日本のキャリアコンサルティング」が直近で必要なことです。
常識の異なる国から来た外国人に日本の労働法と条件をしっかりと伝えておかなければ、現状と母国法律・常識の差異で大変な混乱をもたらすことが予測できます。
現に常識の違いで「犯罪」も起こっています。
犯罪が起こっても「日本語をまったく理解しない容疑者」を調査・起訴・公判するにも常に通訳が必要であり、その費用が多額必要であることが理解できると思います。
軽微な犯罪であれば、不起訴が多くなるのも大変遺憾ですが理解ができます。
そもそも、その行為自体が「母国では常識で問題なし」で「犯罪と認識していない」という状況で、犯罪自体を認定できるのか?
だからこそ、入国する時点で「日本の法律と労働条件をしっかり彼らの言葉で説明する」ことが重要と考えます。
一つ労働で例を挙げれば、日本人であれば許容するであろう「サービス残業」も外国人からすれば所得の発生しない「奴隷労働」。
経営者からの強制的な奴隷労働から逃げるためにはあらゆる手段が行使できるという常識を持つ外国人もいるかもしれません。
願わくば「搾取される外国人労働者」に、彼らの言語で適切な指導を前もって行う場所と機会の開設。
そして、問題が発生した場合の「駆け込み寺」。
彼らの言葉で適切な支援と指導が行われることを願います。