「高校野球」に思うこと
提案:県単位の代表を“選手間”でセレクションし、県代表チームで甲子園を戦う。
毎年この時期になると高校野球のニュース多いですね。
毎年思うことですが、何故過密日程で将来ある若者に無理をさせるのでしょう?
高等学校の宣伝?教員の自己アピール?
正直、選手たちの親御さんからすれば「見るに堪えない」ものであると思います。
ひじや肩の故障で未来の可能性を潰してしまう、成長段階の体に無理をさせることが美談になるのはおかしな話です。
投手も他のチームメートの空気を読んで、「痛い・辛い」と言わないでしょう。(本当に成長中の体に無理なんて必要ない、人生という旅は長いのです)
これが直接の理由かわかりませんが、直近生徒の野球離れが進んでいるそうです。
このままのペースで競技人口が減り続ければ、チームを作れない高校や、自治体が数多く出てくると思われます。
私の提案ですが、県単位で甲子園開催前にセレクションを行い、優秀な選手を「選手間の」セレクション投票で選択し、自分たちのチームメンバーを選抜することは如何でしょうか?
あえて、「選手間投票」にすることで学校や団体に所属する大人の複雑な事情を避ける意図もあります。
この方法であれば、ある程度の人数の投手を選出できるので、登板過多はなくなります。(投手がたくさんいれば「痛い・体の異常」時、大怪我になる前にすぐに申し出ることも可能と思います)
学校は夏休みに入っていますので、地元の球場に選抜メンバーが集まって、大会前の練習をすることでチームワークも保てると思います。
指導者は、20代で引退したばかりの地域出身の元プロ野球選手を地方自治体で短期雇用してお願いしたいと考えます。(夢破れ引退したばかりのプロ野球選手の直近の進路・指導者への道のりとして有効かと思います)
更なる技能向上と野球頭脳の強化を図ります。(年齢も近いですし「頼れる兄貴」として、特に“自分の失敗体験”とプロ野球のお話をしてもらえば、将来像も描けると思います)
大会にはたくさんの地域スポンサーが参加したいと考えているはずですし、スポンサーに宿泊費用及び食費、商品提供協賛型にして、優勝チームには「一年分昼食事券」等の商品提供を行うのもよいと思います。
加えて、ヤンキースの加藤豪将選手も通われた、カリフォルニアのランチョ・バーナード高校のような米国野球強豪校に短期留学できる権利をプレゼントするのも良いかと思います。
若いうちから、他の国の生活や環境になじむこと、生の英語に触れること、良いことずくめです。
副賞獲得も加われば、出身地域のため全力でプレーすること間違いありません。
何より、選手のための大会であってほしいと思います。
そして、この甲子園ゲームの中から、更なる高み「U18日本代表」への選抜も行われてほしいと思います。
高校野球は学校の宣伝ではありません、選手が楽しむ場・活躍する場所そして将来への架け橋であってほしいと思います。