夏休みには「電気」を勉強
本日朝、夏休みのお勉強として、自作パソコンのパーツ組み立てをする映像を見ました。
パソコンを自分で組み立てて勉強する、良いことと思います。
しかしながら、私ならば夏休みに子供に取り組んでほしいことは「電気」に興味を持つことです。
第2種電気工事士の資格取得に興味を持ってほしいと思います。
理由はパソコンもスマホも、そして今後の自動車もすべて電気で駆動するからです。
そして、電気工事士は世界のどの国でも需要の高い技能になります。
どこの国に住んでも、そこで十分にお金を稼いで家族を養っていく行くことができる技能、そんな便利な知識を学んでほしいと思います。
もちろん、自分の家のコンセントやスイッチが壊れたときに、2種免許があれば自分で直せますので、オトクです。
「電気」は極めようとすると、最高レベルの「数学と物理」の知識を要求されます
よって、子供に「何で勉強するの?」と質問された際に返す言葉は、
「水や空気と同じレベルで生活に必要な物、電気を知るためだよ」
「うまく使えば便利なもの、知らないと危ないもの、だから勉強する必要があるんだ」
とお伝えください。
私見ですが、これからの社会で利用される電気は大きな変革があると思います。
EVが普及して、EV車の電池と太陽光発電からの電源供給で屋内配線も直流になるでしょう。
そもそも、直流と交流を数回変換すれば、それこそロスだらけになりますので非効率です。
太陽光発電の場合、直流→交流→直流と変換しているケースもあります。
屋内に高性能なリチウム空気電池が設置され、屋内に蓄電が基本になり、一般家屋への送電がなくなると思います。
ドラスティックな変化を起こすためには、相応の知識を持った研究者が必要です。
電気に興味を持って、そういった人材になってほしいと思います。
興味を持ってもらう方法:
まずは、家の屋根裏に電気配線がめぐらされていることを見てもらうべきと思います。
近くに建設中の家屋があると良いのですが、そちらを建設中の管理者の方にお願いして、現場管理者立会いの下、親子で早朝工事開始前に見学させていただくのが良いと思います。(安全ヘルメットをご用意くださいね、安全確認大切です)
いっぱい配線があちらこちらに通っているのが見て分かります。
配線を切って繋いで一本の流れにしているのが、電気工事士です。
生きるうえで絶対に不可欠の設備ですが、普段は見えないところにあります。
まずはこれを知ってほしい。
そして、第2種電気工事士の勉強をすると、数学がなぜ必要かが理解できます。
電気設備のワット、アンペアの意味も理解できますし、無理にコンセントに容量以上の器機を差し込むこともなくなります。
ブレーカとは何か、容量とは?これらを小さいうちから意識してもらいたいのです。
結論:
安全に使えば、便利な物、そして一生お付き合いするもの、それが電気。
電気工事士は現在世界でも引く手あまたで、移民ポイントが獲得しやすい仕事です。
電気を勉強して、外国語を学び、現地の電気工事系の資格を取得すれば、どこの国でも仕事をもって、家族を養っていけると思います。
空調のある環境でおしゃれに働くIT系の仕事は現地の方、汗をかきながら体力勝負で働くガテン系は移住者、腰ベルトに電工セット装備、カッコいいと思います。
汗をかいて働く仕事が回避されるのであれば、そこを取り組んでいけば、仕事はいつでもございます。
屋内配線はどんな世の中になっても、配管工同様にぜったいになくなりません。
AI・なんでもコンピュータであっても、配線工事は代替えができるものではありません。(プログラミングは代替えできてしまうかも?)
仮に何かしらの事情で将来違う国に住むことになっても、覚えておけば「ご飯」が食べられます。
外国語も併せて勉強しておいてくださいね。