国際結婚調べてみました(1)

皆さんご興味あると思いますので、国際結婚・離婚・出生の数字を調べてみました。

データですが、厚生労働省・平成29年(2017)人口動態統計表を参照しております。

まずは、29年度日本で国際結婚されている人、どのくらいいると思いますか?

夫妻とも日本人の婚姻数が585,409組(28年度は599,351組)

夫妻の一方が外国人の婚姻数が21,457組(28年度は21,180組)となります。

そのうち、

夫日本・妻外国人14,795組(28年度は14,851組)、

妻日本・夫外国人6,662組(28年度は6,329組)となっております。

結婚総数に対する国際結婚率は約3.5%となり、

男性が日本人の国際結婚のケースが、女性が日本人の国際結婚のケースより、約2倍多いという統計になります。

そして気になる、国際カップル離婚数・率に関してですが、どのくらいだと思いますか?

注意点は、この統計の数字はその年度に発生した件数ですので、結婚は該当年に発生しますが、離婚に関しては何年間結婚したカップルの離婚かわからないのでご注意ください。

夫妻とも日本人の離婚数が200,603組(28年度は203,853組)

夫妻の一方が外国人の離婚数が11,659組(28年度は12,945組)となります。

そのうち、

夫日本・妻外国人8,754組(28年度は9,782組)、

妻日本・夫外国人2,905組(28年度は3,163組)となっております。

離婚総数に対する国際カップル離婚率は約5.4%となり、

男性が日本人の国際カップルが離婚になるケースが、女性が日本人の国際カップルが離婚になるケースより約3倍多いという統計になります。

そして、男女の国際離婚数を国際結婚総数で割ると、

夫日本・妻外国人の場合 約59%(28年度は約66%)

妻日本・夫外国人の場合 約44%(28年度は約50%)

**夫妻とも日本人の場合 約34%(28年度も約34%ですね)

という数字が算出できます。

男女ともに「国際結婚カップルの離婚率は高い」というのは大変遺憾ながら間違いないようですが、統計上、国籍によって離婚率の低い国際カップルの縁組も見て取れます。(離婚率が高い縁組も見て取れますので、国名等、少々あいまいにさせていただきます)

長くなりましたので明日の投稿としますが、ここに結婚カップルの出生数・割合をプロットすると「偽装結婚?」と感じさせるデータとなります。

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