台湾移住のポイントは査証更新
今年初めの新年の抱負投稿に台湾への進学希望と記載しました。
その理由ですが「台湾への移住」を考えたものです。
その後、現地の学校とのやり取りを重ね、最終的に大きな課題が分かりました。
大学内の学生用の寮は「2人部屋」であること。
私はこの条件を受け入れることができません。
個人の部屋に住み続けましたので、個人空間のない場所には住めません。
妥協することが通常の私ですが、睡眠の質が下がるのでこの条件だけは無理です。
では、住まいをどうするか?
自分で大学の外に借りる、これしかありません。
そこで「台湾移住を分析する」必要性が出てきました。
台湾の各地域研究から始めることになります。
現地の住居や生活費の相場、そして滞在用の査証について、一つ一つ理解する必要があります。
地図を見なくても、台湾地名と場所が一致するようになりました。
現状で私の知る限りの情報をシェアさせていただきますね。
情報が増えれば、こちらのページに今後も追記していきます。
台湾移住を分析すると査証が問題
ポイント:査証を維持するのに海外との往復が必要
課題を箇条書きで要約します。
1,査証の問題をクリアする。
台湾滞在にもちろん必要ですね。
55歳以上の退職者用の査証もありますが、基本的には「学生査証」かビザランと呼ばれる「90日以内」の出入りを繰り返すことになります。
香港への移動で出入りを繰り返す方が多いようです。
現在は航空券の相場もかなり高いので、日本との頻繁な空の旅はお財布に優しくないと思います。
最近のニュースですが、与那国島と花蓮の直通フェリーが開通するとこの問題はかなり楽なものになります。
日本人であれば、期間内に両方を行き来すればよいだけになりますね。
定期的な空の旅は必要なくなります。
航空券が一番安いのは「香港との往復」です。
直近で見ると高雄からの香港エクスプレス往復が約1.5~2万円と一番安価です。
しかしながら、伝染病の流行等で渡航ができなくなると、その時点で積みます。
この査証の問題が一番頭を悩ませますね。
2,住居の問題をクリアする。
住まいを確保する必要があります。
もちろん、住む場所を選定する必要もありますね。
台北市から離れると、賃料の相場がかなり変わります。
台湾の賃貸用物件は基本家具付きです、この点は便利です。
基本1年契約になりますので、いろいろな場所に住んで、自分に適した場所を探してみてはいかがでしょうか。
もう少し短い期間ですと、マンスリーマンションもありますので調べてみてください。
「公共のお安い住まいはないの?」こう考える方いると思います。
高雄の記事ですが、こういった住まいが台湾で供給されています。
外国人では申請が無理なようです。
どなたか社会住宅入居について知識をお持ちの方、教えていただけると嬉しいです。
3,居住期間に注意する。
住居を決めて現地に滞在開始した後に、居留証の申請を行います。
査証とは違う、現地での身分証のようなものですね。
年間183日以上で、5年間連続で台湾に住めば、現地の永住権・永久居留証(APRC: Alien Permanent Resident Certificate)申請は可能です。
4,中国語を理解する。
現地の言葉を理解する、当然ですね。
現地の大学付属の語学学校での勉強から始めるのも良いと思います。
初めの査証の問題もクリアできます。
但し、学校の寮は基本複数人利用ですので、ご注意ください。
結論:
大学進学が絶対条件ではないが、査証の維持がポイント
与那国島と台湾の船便往復が開通してほしい、それが退職移住者の願いですね。
直近の日本経済情報:
2020年基準 消費者物価指数 東京都区部 2023年(令和5年)1月分(中旬速報値)
財務省/1月上中旬分貿易統計、輸出4.4%減、輸入23.0%増
をご覧ください。
意見はいろいろあると思いますが、今の歳入額と国債依存で現状の国家財政運営を続けることは無理でしょう。
歳出のある部分(社会保障費)を大きく減らさない限り、昨今大きな問題が起こるでしょう。
歳入を上げれば良いと無責任発言をする方をよく見かけますが、国の知性ある方々が30年間いろいろ予算を投入しての現状です。
私の歳出削減についての意見は「国民皆保険 廃止」 の議論と考えます。
10割負担もしくは個別の民間保険対応になると思います。
生活保護についても大きな制限が加わるのではないでしょうか?
「常に選択肢を持っておく」
住む場所についても同じと私は考えます。