男のお得・3万円の12コア24スレッド
只今ローソンにて無料アイスコーヒーを頂いてから、無事帰宅しました。
本日のウィークエンドトクトククーポン、お忘れなくご利用くださいませ。
では、長らくお待たせいたしました、旅の前にお約束しました「男のお得」シリーズです。
今回の「男のお得」はお休み明けということで、投稿をお休みした5日分を込めたボリュームたっぷり版です。
パワーのあるPCをお安くそろえたい方、本当にお得ですので是非読んでください。
皆様、XeonというCPUはご存知ですか?
「もちろん知っているよ」という方が多いと思いますが、ではXeonの最大の特徴は?聞かれてすぐに答えられますでしょうか?
このXeonの最大の特徴は、マルチプロセッサ環境で運用できることです。
ということで、今回は昨日GTX1650を加えゲームマシンになったNEC_EXPRESS5800_T120Dに更なる強化、空きソケットへのCPU追加・マルチプロセッサに挑戦いたします。
具体的には、第二世代のLGA1356ソケットのCPUを2つマルチで利用します。
前にご紹介したNec_Express5800_T110Dの兄弟機種になります。こちらの端末には1つのCPUソケットしかありません。
先週の7月3日に同一製造番号2個セットのXEON E5-2430をヤフオクにて落札いたしましたので、今回はこの2つのCPUを利用いたします。
落札価格は2,260円+クリックポスト送料です。
こちらのT120Dですが、過去に同一製造番号ではないE5-2420でマルチプロセッサを試行しましたが、一応動きました。
しかしながら、後方排気ファンから尋常ではないほどの大きな排気音が出ていましたので、運用は危険と考え、この2つのE5-2420でのマルチプロセッサは諦めました。
マルチプロセッサにするとCinebenchスコアは、ほぼ2倍の数値を出します。
ちなみに、2つのXeon_E5-2420でCinebenchR20のスコアが2,169CBでした。
今回のテストは同一製造番号Xeon_E5-2430の2個セットですので、静かな音になってくれることを願っております。
搭載の構成はこちら:
2つのXeon_E5-2430とメモリを10枚搭載しています。
グラボは先週ご紹介のMSI社のGTX1650です。
CPUクーラーを2個取り付けて、全て準備完了。
では、緊張のスゥィッチウォーン!!
問題なく、あっさりと起動してくれました。
同一製造番号のおかげか、音も前回のマルチプロセッサ試行と比較すると非常に静かです。
すぐにCinebenchR20を起動して、ベンチを計測します。
スコアはこちら:
2,621CBとなりました。
6コア12スレッドのCPUが二つで、12コア24スレッドになります。ツインCPUの力ですね。
私が所有する端末の中でも、最強の処理能力を保有する端末です。
具体的に必要な費用ですが、
Nec_Express5800_T120Dを2台 6,000+6,000円(安い時を狙えば一台当たり送料込みで6~7千円以下で十分に落札可能と思います。CPUクーラーが2個必須なので2台購入しました。そうするとメモリとSASディスクも2台分を1台に集約できます。そのうちの一台をT110Dにするか、CPUクーラーのみを別途用意すれば、T120D・1台のみの落札で十分ですので、さらに安くなります)
Nec_Express5800_T110Dですと、一台当たり3,000円程度で購入できると思います。
同一製造番号のLGA1356ソケットCPUを2個 3,000円(安い時を狙って落札してください、同一製造番号が必須です)
GTX1650グラボ ポイント割引分を差し引くと、12,500円程度(グラボはお好みに合わせて選択ください)
**OSは別途ご用意ください(学生の方であれば、MicrosoftAzureでWindowsServer2016が無料で利用できます)
以上となります。
欠点ですが、こちらのT120D、一台20キロ近くあり結構重いです。
ですので、体力に自信のある方、まさに「男のお得」となっています。
また、TDP95WのCPUが2つですので、決してエコではありません。
パワーのあるゲーム・映像処理PC、そしてサーバーが欲しい方、是非お試しください、本当に安くてパワフルです。
**追伸:今回の旅では、たくさんの情報を収穫してきましたので、これから徐々にご紹介いたしたいと思います。
PC関連のプランとしては前にご紹介したZ230_SFF用の電源変換ケーブルを利用することで、別ケースにZ230を移設して補助電源フルハイトのGTX1650グラボを搭載する「Z230改(仮)」の制作となります。