当たり?SASディスク宝くじ
Twitterでもツイートしましたが、金曜日の夜ヤフオクで落札した3.5インチSASハードディスク14台が到着しました。
落札価格が3,348円、加えて送料1,100円となっております。
内容は:
Seagate ST3450857SS 11台 (アマゾンで新品一個7,980円です)
IBM 44W2239 3台
すべて容量450ギガバイトとなっております。
14台のハードディスクですので箱の重さはずっしり、なかなかの重さです。
4台、5台、5台で梱包が一かたまりになっています。
14台のうち、何台使用時間の少ないものが入っているかによってお得度が変わってくる、まさに「SASディスクおたのしみ宝くじ箱」となっております。
SASハードディスクはサーバー専用の15,000rpmで稼働する高級なハードディスクですが、問題点は普通にSATAケーブルでPCにつないでも動きません。
コネクタの形状がSATAとは違うのがご確認いただけるかと思います。(サタとは違うのだよ、サタとは!www)
専用のSASコントローラーが必要で、それが理由で落札価格が一般ハードディスクよりも安くなる傾向があります。
こちらがSASコントローラーです。
加えて、サーバー内で24時間稼働で利用されているので使用時間が比較的長いものが多いのも敬遠される理由の一つです。
データ転送速度は普通のSATAのHDDとSSDの中間程度の速度を出します。
私の使用方法はSSDをメインドライブに利用して、SASをデータ保存用補助ディスクに利用する使い方を想定しています。(贅沢ですね)
もしくはSASディスクをNEC_Express_T120DでRaid利用する使い方も安全性の面からもいいですね。
14台あるので、使用時間が少ない当たりがあることを祈りつつテストを行いました。14台あったので結構時間がかかりましたが結果をお伝えします:
**SeaTools for Windowsを利用して、使用時間及びディスクを調査
まずはひとかたまり目:
一台目Seagateが3万3千時間(はずれに近い)
二台目IBM(中身はSeagate)が6万8千時間(大はずれ、7.7年もっていることに驚き。サーバー用とはいえ、すごい耐久性と品質ですね)
三台目IBM(中身はSeagate)が6万8千時間(大はずれ)
四台目IBM(中身はSeagate)が6万8千時間(大はずれ)
4台調査を終えて少々がっかり、、、、
ふたかたまり目:
五台目Seagateが3万2千時間(はずれに近い)
六台目Seagateが2,393時間‼(当たり‼、本日初めてのホームラン)
七台目Seagateが4万時間(はずれ)
八台目Seagateが4万3千時間(はずれ)
九台目Seagateが2万1千時間(使えますね、小当り)
ナイスなホームランが出ました、もう一本!
さんかたまり目:
十台目Seagateが3万7千時間(はずれに近い)
十一台目Seagateが1万5千時間(当たり、ヒットと言えるでしょう)
十二台目Seagateが3万1千時間(はずれに近い)
十三台目Seagateが2万1千時間(使えますね、小当り)
十四台目Seagateが2万7千時間(微妙なところですね)
結論ですが、使用時間が長いものもありましたが、ジャンク(動かないもの)はありませんでした。
すべて稼働品でしたし、その中でも使用時間の少ないものも数点あったので「お得」だったと結論付けていいと思います。
しかしながら、Youtube等でも「Seagateは壊れやすい」という評判がありますが、7.7年もっている「SASディスク」はやはりサーバー用ですので物が違いますね。