訪日観光客人数の推移を分析
論理的な結論は数値の分析から
本日Twitterで面白い投稿を見つけましたので、リツィートしました。
内容は「今日本から渡航できる国リスト」です。
詳しくは私のTwitterをご覧いただけると嬉しいです。
アジア諸国のほとんどが入国禁止になっています。
これを裏返せば「日本への入国」も禁止になっています。
まずは「JNTO」日本政府観光局のデータをご覧ください
訪日外客数のリストです。
年表のエクセルデータをご覧ください。
2019年度:
訪日客総数:31,882,049人
そのうちアジアからの訪日客数:26,819,278人
中国語圏(中国・香港・台湾)からの訪日数:16,775,788人
となります。
この方々が日本に来られると、もちろん消費をします。
ホテルに泊まり、食事をして、たくさん物を購入します。
銀座や新宿でその光景をご覧になった方、たくさんいらっしゃると思います。
もちろん、不動産や、会社・企業自体を買収される訪問客もいらっしゃるでしょう。
仮にアジア地域からの訪問客一人当たりが「20万円」を消費すると、その額
5,363,855,600,000円となります。(5.3兆円)
もちろん航空券等の移動コストを加えれば、それ以上の支出を行っていると思われます。
その中でも、中国本土からの観光客数の伸びが顕著です。
2017年度:7,355,818人
2018年度:8,380,034人
2019年度:9,594,394人
(**2020年度1月:924,790人)
となります。
購買力旺盛な「一千万人」です。
日本総居住数の1/12の人数です!
この方々の消費が突然なくなれば、日本経済への打撃がどれほどか理解できると思います。
総論:
観光国になってしまった日本。
年間3千万人の観光客が戻ってくることが、経済復興に不可欠であることが理解できると思います。
であるならば、
他のアジアの国”同様”の検疫体制を整えなければ、他国の信用は得られません。
もう少し「アジアの中の日本」を理解してほしい。
そして、少し視野を広げて、海の向こうに思いを馳せてみませんか?
心からの願いです。