HP Z2G4 SFF、至極の端末
今回ご紹介の端末は「HP製Z2G4・SFFモデル」です。
こちらのHP製のSFF型ワークステーション、私は3代に渡り利用してきました。
ご紹介しておりますので、上記リンクを踏んでみてください。
第6世代端末「Z240」の後継に当たるモデルが、「HP製Z2G4・SFFモデル」になります。
こちらの系列、見た目は場所を取らない薄型の筐体ですが、ワークステーションの名に恥じない高性能マシンです。
落札価格は8,600円、加えて送料が1,300円でした。
第八世代のワークステーションが「一万円」で購入できました。
CPUはE-2144G、メモリは16Gが一枚搭載されています。
500GBのHDDが一機搭載されていました。
**豆知識:
第八世代のXeonですが、10の桁が3以上で8スレッドになります。
ヤフオクでもよく見かけますが、10の桁が2の一番下のグレードは4スレッドになりますのでご注意を。
グラボが入っていない状態でしたので、家の在庫のQuadroK620を加えました。
標準では、QuadroP620が搭載されているケースが多いですね。
もし、この薄型PCをゲーミング用途で利用するならば、補助電源なしのモデルが候補となります。
私ならば、ロープロファイルの「GTX1650」や「Radeon RX 6400」を選択すると思います。
Z2G4・SFFのご紹介
Z240からの変更点としては、M.2の搭載数が増えました。
マザーボードの端にM.2を搭載するのは、私の知る限りHP製端末だけです。
この位置であれば、筐体の金属に熱が逃げますね。
写真の通り、メモリスロットが3つ開いています。
16GBでも十分ですが、将来的に拡張の余地は十分です。
M.2ドライブも最近はお安くなりました。
3.0であれば1TBモデルでも6~8千円で購入可能です。
それから、私の感じた進化点は「ソフトウェア」です
BIOSの更新とOSインストールがネットワーク接続で完結します。
私の行った初期作業をご紹介:
まずは、キーボート&マウス、電源、有線LANを端末に差し込んで、電源投入。
ESCキーを連打すると、Biosが起動します。
そこから、F10キーでBios詳細に入り、ネットワーク接続でBIOSの更新。
更新が終了すると、HDDにOSが入っていないことを端末が自動確認。
OSインストールを行うかどうかを尋ねてきます。
そこで端末指定番号を入力すると、ネットワークOSインストールを開始。
インストールメディアも何もいりません。
少々待つと、いつもの「Windows10」のインストール画面。
初心者の方でも楽々、便利になりました。
今後の予定はM.2ドライブを搭載して、OSを再度インストール。
HDDはDestroyでしっかり3回書き込みでお掃除します。
もしもの移住時に携行できるよう、端末をチューンします。
結論:ハードにゲームをしない人、ズバリお勧め
SFF筐体は本当に手軽に移動できます。
スーツケースにも入りますので、移住の際にも携行できますね。
現地に到着して、自分の作業スペースに適合するサイズの液晶モニターを購入すればよいだけです。
ワークステーションは伊達じゃない
処理能力と安定性はノートパソコンの比ではありません。
ノートパソコンの弱点は「キーボードの下に基板がある」こと。
飲み物をこぼせば、一発アウトです。
飲食をしながら作業する人を良く見かけますが、信じられません。
リスク管理ができていない、、、、としか考えられませんね。
最近こちらのモデル、リース落ちでヤフオクにたくさん出品されています。
第八世代のCPUですのでWindows11にもアップグレードができます。
是非、一台手に入れてみてください。
三代HP製SFFを利用した、ゆきだるま一押しの素晴らしい逸品です。
お子さんの学習、親御さんの仕事に大活躍してくれるでしょう。