バスもタクシーも電気で動く
シンセンに行くたびに感じる変化、環境と空気がきれいになっているように思います。
理由ですが、公共の交通機関、バスやタクシーが比亚迪製の電気駆動になっているからだと思います。
街中を走る公共車から、排ガスが出ないこと。
大きな前進・進化です。
これから、自家用車についても順次、電気自動車に代わっていくものと想定します。
比亚迪については、前の投稿でご紹介していますのでこちらをどうぞ。
こちらがシンセンを走るバスの中の一台です。
ロゴの「BYD」が電気駆動を主張しますね。
最近完全ノンステップのバスもどんどん増えています。
シンセンが便利と感じる理由ですが、この公共バスが網の目のようにいろいろな方向にかなりの路線数、頻度で走っていることです。
バスの本数が多いので、数分待てばすぐに次の便が来ます。
やはり、運転手・労働者がたくさんいること、これにつきます。
地下鉄を含めて、これだけ公共交通が拡充していれば、自家用車がなくても生活に全く困りません。
一方、日本では運転手のなり手がおらず、地方部はもちろん都会部でも公共交通確保もままならず、それでも高齢者の車の運転は今後様々な制限を受けていきそうです。
どうやって、生活していけばいいのでしょうね?
もちろん、若年層人口が激減していること、労働力が確保できないこと、そして海外でも日本のご老人がコンビニで働く映像が瞬く間に広がり、日本の労働環境の実情がSNS等で配信されています。
高齢者に優しくない国、労働者に優しくない国、自殺者が年間2万人を超える国、世界の国々の皆さんがどう思うでしょう?出稼ぎに行きたいと思いますか?
日本に来る観光客の大部分が中国語圏からです。
「日本に住むということは安価で良質のサービスを受けることができる代わりに、安価で良質のサービスを提供するトレードオフ」であるため、“中国で稼いだお金”で、“日本で”安価で良質なサービスを受けることが「お得」です。
このため、毎日中国語圏からたくさんの観光客がいらっしゃいます。
そして、彼等の消費が今の日本の経済を支えています。
明日は投票日ですが、如何様な政党を選択しても、具体的な人口増加策の提案が無いように思います。
団塊ジュニア世代は「適齢期」を超えました。
若い方であれば「未来の飛翔を決めるのはあなたの学歴・キャリアパス」です。
進む世界は大きなマーケット・海の向こうかもしれません。